紫黒米
いま注目の古代米で健康促進
紫黒米「朝紫(あさむらさき)」
※紫黒米はもち米です。
紫黒米とは、玄米の表面が濃い紫色をした黒米のことをいいます。外来品種で、主に「黒米」と呼ばれています。
ジャポニカ中短粒種とインディカ長粒種の2種類にわかれます。紫黒米はもち米です。(※紫黒米の「奥のむらさき」だけはうるち米です。)紫黒米のきれいな色は、赤ワインなどに含まれるアントシアニン系の色素(ポリフェノールの一種)です。
紫黒米には、アントシアニンの他、食物繊維、カルシウム(普通のお米の2倍!)やビタミンも多く含まれています。
【豆知識】
ポリフェノールには、抗酸化作用・抗ガン・高血圧症改善・眼精疲労の改善等に効果があると言われています。
【朝紫の生い立ち】
朝紫は東北農業研究センターで、インドネシア・バリ島在来の紫黒米とタツミモチを交配して育成させた品種で、東北中南部以南での栽培に適する収量性の高いモチ性紫黒米品種として、平成10年7月2日に品種登録されました。
【黒紫米の利用法】
玄米のままか、若干皮が残る程度に搗いたものを、普通のもち米に5~10%程混ぜて炊くと、小豆を使わずに、赤飯の色をきれいに仕上げることができます。また、淡いピンク色のすし飯なども可。
【普通の白米と炊き上げる場合】
1合の白米に対して、大さじ1杯程度の紫黒米を入れて、いつも通りにといで、いつも通りの分量の水で、(浸積時間は1~2時間で)炊きあげて下さい。。炊きあがりは赤飯のような色になります。
※紫黒米は玄米・分搗き米の状態できれいな色を引き出すことができます。糠層を取り除くと、普通の白いもち米になります。玄米のまま細かく挽いて粉状にし、小麦粉に混ぜ込んで使用する事もできます。クッキー・パン等を作る際に利用出来ます。